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LVLってどんな木材なの?
山形で木造住宅ならササキハウス
ササキハウスで使用しているLVLってどんな木材なの?
柱・梁・土台等の主要な構造材にJWOOD LVL(単板積層材)を使用しています。LVL とは約4mmの厚さに加工した木材を、含水率8%にまで乾燥させて、積層・圧着してつくられる建材で、木材の乾燥による収縮・反り・割れ等の変化が起きない建材です。
LVLは住宅の耐震性能・耐久性能を高めるために生まれたような木質材料であり、その工法は最強の高耐久構造を保証するものです。
なぜ、ササキハウスではLVL材を標準採用しているの?
LVL材の特長
- ・構造体の乾燥による反りや割れがない。
(含水率8%) - ・集成材に比べ、1.2倍の強度を持っている。
- ・JK金物接合で、接合強度が従来の4倍。
- ・地球環境を破壊しない材料である。
(30年輸伐) - ・F☆☆☆☆規格
(ホルムアルデヒドの問題無し) - ・構造上、土台の防腐・防蟻処理剤が中心まで浸透している。
これらの特長よって、お客様へご提供する家の「新築時と変わらぬ快適性能」と「資産価値」を守るために使用しています。
多くの木造住宅メーカーで使用している「無垢材」や「集成材」では、「いつまでも高性能が持続する家」は作れません。
LVLはどこから来るの?
木造住宅は大量の森林を伐採するため、環境破壊につながると思われがちですが、計画的に植林/育林/間伐/伐採することで、地球環境に配慮しながら無限に資源を生み出すことができます。LVL材はニュージーランドに広がる約68,000ヘクタール(琵琶湖に相当)もの広大な土地に植林され、そこに育つラジアータパインは、年間約300万人の呼吸に相当する二酸化炭素を吸収しています。
LVL材は環境に配慮しながら、自然保護を目的とした計画的な植林システムを構築したエコロジー素材なのです。
ササキハウスでのLVL使用実績とその後の経過
2003年頃より、当社の新築住宅の構造体において、それまで使用していた集成材からLVL材へ全面切り替えを行いました。2020年7月の時点で約950棟のお引渡し実績がございます。その間LVLが原因となるような問題点などは一切無く、従来の木造住宅に多くみられた経年変化による問題点などが改善されました。
LVL採用前・後での構造体を起因とするアフターサービスの変化
LVL採用前 | ▶ | LVL採用後 |
---|---|---|
1.柱の割れ、又、それが原因でのクロスの割れ | ▶ | クレーム無し |
2.小屋裏や壁内部など、見えない部分からの柱が割れる音 | ▶ | クレーム無し |
3.構造の歪みによる、引き戸・ドア・ふすま等の開閉不能 | ▶ | 通常使用の消耗等による調整程度で、 ほぼクレーム無し |
LVL材は快適性能の持続だけではなく、住んでから起こる不具合等も大きく解消する構造材です。
このように実際に住むお客様のご負担を事前に解消出来る木造住宅は、J-WOOD・LVL工法だけなのです。
LVLがよくわかるプロモーションムービー
LVL材の特徴をまとめたプロモーションムービーです。上記の6つのポイントをナレーションと実験データなどで分かりやすく解説しています。
LVL材と無垢材/集成材の違いに興味がある方は、ぜひ御覧ください。