施工事例 完全分離タイプ
暮らしが二つ生まれる家
お互いの家への行き来はそれぞれの玄関から。ひとつ屋根の下に住みながらも、生活やプライバシーを最大限尊重した住宅スタイルです。コミュニケーションドアでいつでも安心を得られると共に、自立した暮らしを大切にした「お隣さん」感覚で付き合いたい方へおすすめのタイプです。
(山形県上山市)
共に満足できる二世帯独立型住居
同じ場所で暮らしたいけど、お互いのライフスタイルも大切にしたい。そんな世帯それぞれの思いを形にしたのが「二世帯独立型住宅」です。
一般的な二世帯同居型と違い、独立型はその名のとおり、世帯ごとに生活基盤が完全に独立しています。そのために、玄関や水まわりも全て別となります。
こちらのお宅では、1階を親世帯、2階を子世帯のスペースとしており、普段は自分たちのペースでの生活を、そして時には家族そろって交流を楽しむという快適な暮らしを送っています。
各階の暮らしに合ったデザイン
親世帯の住む１階は、無垢材の味わいが活きる温かい雰囲気に仕上がっています。リビングと和室が続き間になっているため、家族全員がその広いスペースに集まって、食事やおしゃべりを楽しむこともよくあるということです。
そして子世帯の住む２階は、白が基調のモダンで開放感あふれる空間となっています。
お互いが希望する内装を実現しながら、外から見たときの家全体としての統一感もしっかり備えることで、暮らしやすくバランスのよい住宅が生まれました。
運を呼び込む、「家相」へのこだわり
建主さんのこだわりが表れたのが「家相」。家の向きや間取りで、そこに住まう人の気を明るくしてくれると言われている、生活の知恵から生まれた中国古来の考え方です。
こちらの住宅を建てる際には、玄関が鬼門にかからないよう吉祥となる位置に配したり、それにあわせてリビングの位置も工夫しました。
施主様と共にいちばん良い方法を考えそのた結果、ご家族全員に満足していただける明るい住まいを実現することができました。
設計担当のコメント
ご家族それぞれの”生活”、それぞれの”想い”、”コダワリ”を近づけ合い、そして、それをプランとしてかなえたいと思い工夫しました。
独立型と言われる住いでも、お孫さんの「いってきます」「ただいま」の声に答えられる、二世帯の家を実現しました。だんらんの声が１階からも２階からも聴こえるあたたかいご家族の家づくりを共にできたことをありがたく思います。（設計担当：Ｍ）
住宅の概要
- 敷地面積
- 98坪
- 延床面積
- 60坪
- 1階床面積
- 33坪
- 1階車庫面積
- 27坪
- 家族構成
- 大人4人、子供２人
- 仕様
- 悠々家族αエクセル（旧商品）
